第一夜

ショートストーリー

本日のお耽美部屋へようこそ。

気まぐれに書いていきます。

お題:

バターとミルクの誘惑

その貴人は、夜の色を纏った漆黒のベールで美顔を覆っていた。

貴方は、もしや。。。。

問いかける男の声をこともなげに、無視すると馬車に飛び乗った。

唐突に逞しい腕が細い腕を絡みとり、細い首筋に舌を這わせる。。

ノン。。。

抗う掠れた吐息になおも油を注ぎこまれたように、舌はついには薔薇の蕾を吸い付くす。

こらえきれなくなったように、荒々しく胸元が開かれ、大理石のような冷たい指が、ツンと尖った先端を弄ぶ。。。

吐息が次第に荒くなり、ついには。。。。

ローズマリー

母の声に、彼女はあわてて、書物を枕に隠した。

第一夜

ショートストーリー

本日のお耽美部屋へようこそ。

気まぐれに書いていきます。

お題:

バターとミルクの誘惑

その貴人は、夜の色を纏った漆黒のベールで美顔を覆っていた。

貴方は、もしや。。。。

問いかける男の声をこともなげに、無視すると馬車に飛び乗った。

唐突に逞しい腕が細い腕を絡みとり、細い首筋に舌を這わせる。。

ノン。。。

抗う掠れた吐息になおも油を注ぎこまれたように、舌はついには薔薇の蕾を吸い付くす。

こらえきれなくなったように、荒々しく胸元が開かれ、大理石のような冷たい指が、ツンと尖った先端を弄ぶ。。。

吐息が次第に荒くなり、ついには。。。。

ローズマリー

母の声に、彼女はあわてて、書物を枕に隠した。